書店でもお馴染みになったコミックエッセイ。
面白そうなタイトルがあるとつい買ってしまいます。
そんな数あるコミックエッセイの中でも特におすすめしたい、面白い作品をまとめて紹介します!
目次
『百姓貴族』荒川弘
大人気少年漫画『鋼の錬金術師』で有名な著者・荒川弘が描いた農業エッセイ漫画。
北海道の大地で生まれ育った作者や家族のエピソードが描かれているのですが、その・・・・・・いろいろと強烈です。
特に荒川父にいたっては「何度も死にかける(そして生還する)」「代わりになぜか家畜が突然死ぬ」など・・・・・・漫画のキャラクターかな?
しかしその父にツッコんでいる荒川弘も大概なので、着実に受け継がれる百姓魂、とでも言うべきか・・・。

(出典:百姓貴族)
『ひとりぐらしも5年目』たかぎなおこ
ひとりぐらしも5年め (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
イラストレーターになりたくて上京してきた作者のリアルな生活が描かれています。
たかぎなおこさんの本の良いところは「人の悪口がほとんど描かれていないところ」だと思います。
人生で「相手にされた嫌なこと」は誰にも必ずあったはずなのですが、それがほとんど描かれていない。
どの本もとても安心して読んでいられました。
ひとりぐらししている人も、していない人も、これからやってみたい人も、一度は読んで欲しい一人暮らしのバイブルとも言うべき一冊。
『マラソン1年生』たかぎなおこ
運動嫌いの私がマラソンに興味を持ったきっかけになった本です。
興味のない人でも思わずランニングニューズを買いに行きたくなり、ホノルルマラソンに参加したくなったりします。
『ひとりたび1年生』たかぎなおこ
一人旅が初めてだった作者がおっかなびっくりで旅をしていくのがリアルに感じられました。
旅先の美味しいもの、綺麗な景色・・・・・・読めば思わず一人で旅に出たくなります。
『ひとりぐらしも何年目?』たかぎなおこ
一人暮らしもすっかり板についた作者が健康ドッグに行ったり、買い物したり、引っ越しを考えたり・・・・・・。
ひとりぐらし本を数多く書かれている作者の、「ひとりぐらし」というテーマの(おそらく)最後を飾る一冊です。

(出典:ひとりぐらしも何年目?)
『きもの番長』松田恵美
何気なく手にとって読んでみたのですが、描かれている着物やコーディネートの可愛さに一目惚れしました!
着物好きの人はもちろん、デザインや可愛いくて綺麗なイラストが好きな人にも読んで欲しい本です。
『暴れん坊本屋さん』
作者の本と本屋への愛、そして本屋さんの大変さが伝わってくる・・・・・・。
書店員に憧れる人が増えるかどうかはさておき、書店や出版社の裏話や事情が描かれていて面白かったです。
『ツレがうつになりまして。』
『スーパーサラリーマン』だったツレ(夫)がある日突然うつ病になってしまう。
売れない漫画家だった妻とツレとの闘病記。
作者役に藤原紀香が起用されて、ドラマ化もされています。
「うつ病」という一見重いテーマが、著者のゆるいタッチのイラストで描かれていて読みやすかった。
『ペン太のこと』片倉真二
犬派の人も思わず猫が飼いたくなる本です。
夫婦と猫たちのゆる~い日常が描かれています。
ペットエッセイにありがち、かつ避けては通れない「別れ」のシーンがもう・・・・・・涙が自然に溢れてきました。
『同棲終了日記』
現在彼氏彼女とラブラブの人が、戒めとして見るべき一冊。
売れない四コマ漫画家だった作者、そんな作者と10年同棲する相方。
二人の10年のラブラブエピソード、そして訪れたタイトルにもある別れ・・・・・・。

(出典:同棲終了日記)
『北欧女子オーサが見つけた日本の不思議』オーサ・イェークストロム
北欧女子オーサが見つけた日本の不思議 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
セーラームーンがきっかけでアニメや漫画にハマり、ついには日本の専門学校に入学を果たしたスウェーデン人漫画家・オーサさんの本。
いわゆる「外国人から見た日本」なのですが、とてもおもしろかったです。
『31歳BLマンガ家が婚活するとこうなる』御手洗直子
6年付き合った彼氏と別れた作者、31歳。
「1年以内に結婚する」と決意を固め、婚活に挑む。
(ほぼ)引きこもりで同人漫画家の作者は果たして結婚できるのか・・・!?
『31歳ゲームプログラマーが婚活するとこうなる』御手洗直子
31歳ゲームプログラマーが婚活するとこうなる (ウィングス・コミックス・デラックス)
まさかの別視点版!
結婚した旦那さんの婚活エピソードが描かれ出版されるとは・・・・・・。
『中国嫁日記』井上純一
中国人の奥さんと結婚した漫画家の話。
夫婦の日常の他にも、奥さんの月(ユエ)さんが日本にやってきて感じたこと、日本人である作者が中国に行って感じたことなどが描かれていてとても面白かったです。
『となりの801ちゃん』
「結婚した女性が腐女子でした」
オタクのサラリーマンだった作者が、作者以上にオタクな妻こと801ちゃんに振り回される日常のお話。