【感想】進撃の巨人 第86話~遂に明かされた「世界の真実」!グリシャの壮絶な過去

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前回の85話では、遂にエレンの家の地下にたどり着きグリシャの残した手記を読むエレンたち。
グリシャは手記で「壁の外にも人類は生き残っている。私はそこから来た」と明かした・・・というところでしたね。

以下、ネタバレ感想です。

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第86話「あの日」、あらすじとネタバレ

グリシャが子供だった頃の回想から始まる。

妹・フェイと出かけるグリシャ。
母親は「壁の外には絶対に出るんじゃないよ?」と言い聞かせ、グリシャはわかってると答える。

街中に出ると、頭上に飛行船が見えてフェイがはしゃぐ。
しかしすぐ飛行船は壁の外に出てしまい見えなくなる。
がっかりするフェイを見たグリシャはフェイの手を引き、関所の人間の静止を振り切って壁の外へ出る。

飛行船の発着所にたどり着いた2人。
しかしそこで「収容区の人間だな?」と治安当局の2人に見咎められる。
外出許可証を持たず、無許可で市内に入ったことから「制裁か?労働か?」と問われ、グリシャは親に迷惑をかけないため制裁を選び、さらに自分が無理やり連れ出したから、と妹の分まで制裁を受けると言う。

治安当局のクルーガー、要求通りグリシャを蹴りつけ制裁を与える。
フェイは免除され、もう一人の男に先に帰ろう、と付き添われて帰っていく。

制裁を受け横たわるグリシャ、失意のまま家に帰ろうとするとクルーガーが呼び止める。

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距離を取りながらも並んで座り、グリシャとクルーガーは飛行船を眺める。

しかしその後――。

「家に帰ると、妹はいなかった」
「妹は翌日、川で発見された」

血まみれのボロボロの姿で息絶えたフェイ。

グリシャの自宅。昨日フェイを送った男がクルーガーと共にやってきて説明する。
「私があの子を送ったのはレベリオの手前までだ。仕事が忙しくてな」
そもそも収容区の人間が勝手に外に出るのが悪い、ちゃんと教育しておけ、などと続ける男にひたすらへりくだるグリシャの父。母はなにも言わず泣いている。

グリシャは男が嘘を言っていることを悟るが、どうすることもできない。
男を憎み、それ以上に自分の愚かさを呪うグリシャ。
それをただ見つめるクルーガー。

エルディア人とマーレ人

「1820年前、我々エルディア人の祖先『ユミル・フリッツ』が巨人の力を手に入れた。ユミルは死後も『九つの巨人』に魂を分け、エルディア帝国を築いた――」

歴史を語るグリシャの父。

巨人の力で大国マーレを滅ぼし大陸の支配者となったエルディア。
巨人の力を持った「ユミルの民」は多民族を弾圧、エルディア人は多民族を無理や孕ませユミルの民を増やす、という暗黒時代。

しかしマーレが内部工作でエルディアを弱体化させることに成功。
さらに『九つの巨人』のうち七つを手駒にし、80年前の『巨人大戦』に勝利した。

敗れたフリッツ王は『バラディ島』に3重の壁を築き、そこに国民と逃げ込んだ。
しかし全員ではなく、エルディア人残党は彼らに取り残され見捨てられた。

本来ならエルディア人は皆殺しにされてもおかしくないが、寛大なマーレはこうして生きる土地を与えてくれている・・・・・・と言い聞かせるグリシャの父。

妹は殺された、おそらくあの男は嘘をついて・・・あの男がフェイを・・・と追求しようとするグリシャを父は止める。

「頼むから、父さんと母さんをフェイと同じ目に遭わせないでくれ・・・」

転機

18歳になり、父と同じ医者になったグリシャに『エルディア復権派』が接触してくる。
彼らに妹の死の真相(治安当局の男たちに囲まれ、何頭もの犬をけしかけられるフェイの描写)を教えられ、復讐とエルディア復権を誓うグリシャ。

マーレ政府の内通者『フクロウ』は姿を見せないが、復権派に情報や資金、武器を流す。
グリシャは提供された過去の文献から、始祖ユミルは巨人の力を人類のために使い、大陸を豊かにし富をもたらした、ということを知る。
今まで教えられてきた歴史は、マーレにとって都合よく歪められてきたのだ、と。

フクロウがダイナ・フリッツという女性を遣わす。
彼女は大戦後、島に逃げることを拒み大陸に残ったフリッツ家の最後の一人だった。

彼女の持っていた情報から、壁に逃げ込んだフリッツ王が『始祖の巨人』の力を持ち、始祖の巨人は他の巨人を支配、操作できると知る。
自分たちを見捨てた王から始祖の巨人の力を取り戻し、自分たちのために留まった『真の王家』であるダイナに始祖の巨人の力を納めよう、と誓うグリシャと復権派。
感極まって泣き、グリシャに抱きつくダイナ。

誕生

翌年、2人の間に息子・ジークが生まれる。

時代が進んで行く中、突如マーレ政府が収容区にやってきて「貴様らユミルの民からマーレの戦士を集う」と告げる。
バラディ島に逃げたフリッツ王がマーレに宣戦布告ししたため、収容区から戦士を選出しそれに備えると。
選ばれるのは5~7歳の男女。
そこで選出された戦士はマーレ政府が管理する『七つの巨人』の力を継承し、戦士になった一族は『名誉マーレ人』になり、この国での自由を与えられる、と。

フリッツ王が宣戦布告するとは思えず、戸惑うグリシャたちの元にフクロウから連絡が届く。

今回のマーレ政府の意図は、近年の軍事技術の進歩に危機感を抱いたマーレ政府がきたるべき資源争いにいち早く対応するためのものである。
マーレが持つ『七つの巨人』の力が絶対のものでなくなる日は近い。
そのため、資源が豊富なバラディ島を欲しいるのだと。

つまりマーレ政府は、奇しくもグリシャらと同じく「フリッツ王を刺激せず壁内に侵入し、始祖の巨人の力を奪う」ことを狙っていた。

マーレに先を越されれば自分たちに勝ち目はなくなる、と焦る復権派。
そこにグリシャが残された手段を提案する。

「息子ジークを『マーレの戦士』にする」

幼い息子にエルディアの誇りを託しつつも、敵国の戦士になるよう仕向けるグリシャ。

衝撃の展開

しかし、7歳になったジークはなんと両親をマーレ政府に密告。
エルディア復権派は全員『楽園』に送られ、バラディ島を永遠に彷徨う人喰い巨人にされることに――。

感想と考察

・・・・・・なにがなにやら、明かされた情報が多すぎて整理に困ります。
壁の外の世界も凄くドロドロしてますね・・・色々衝撃的な回でした。

ラストの、親を政府に密告っていうとエルヴィンを思い出しますが、エルヴィンの場合はあくまで意図したものではなく結果としてそうなってしまったのに対し、ジークは明らかに自分の意志で政府に親を売っています。

妹を殺されるなどでマーレを憎み、エルディア人としての誇りを持つグリシャと違い、ジークは名誉マーレ人として育ち教育を受けたことでマーレへの帰属意識を持った、ということでしょうか?

「壁」があるのは島だった!

名前は『バラディ島』。
もし調査兵団が壁外を突き進めていたら、海に行き当たっていたってわけですね。

巨人が跋扈する島か・・・・・・怖すぎるでしょ・・・・・・。

フクロウ

内通者フクロウの正体って、ひょっとしてクルーガーでしょうか?
制裁を与えつつもグリシャを気遣ったように見える、意味ありげなキャラなので十分ありえそう!
でもそうなると、彼は同僚がフェイに行う非道を察知・回避し得なかったのか?ってことになるし・・・うーん?

九つの巨人

新たに出てきた用語『九つの巨人』の力。
9つの内、7つはマーレ政府が所持し、1つはフリッツ王の『始祖の巨人』であると語られています。

現時点で判明している内訳を考えると、以下のように。
1.レイス家(とエレン)の『始祖の巨人』
2.ライナーの『鎧の巨人』
3.ベルトルトの『超大型巨人』
4.アニの『女型の巨人』
5.ユミルの巨人(元はライナーたちの仲間が所持)
6.ジークの『獣の巨人』
7.ジークの部下の『四足歩行の巨人』?
8.?
9.?

ジークの部下の四足は不確定ですが、会話しジークに助力しているのでマーレの巨人の力と考えて数に入れても良さそうです。
登場した巨人のうち、まだ7つに足りないためこれから登場するマーレの戦士もいる模様。

あるいは大陸にはマーレ以外の国もあるようなので、そこが残りの巨人の力を持っていたりするんでしょうか?

フリッツ家

壁内を支配していたのはフリッツ家ではなくレイス家であり、レイス家こそが本当の王家だとだいぶ前に明かされています。
・・・・・・あれ?
ならダイナ・フリッツの一族は壁内のフリッツ家と同じく仮の王家ということに?
もし壁内と同じく偽の王家だとしたら、彼女がもたらした「真の歴史」の信憑性も揺らぎますね。

ジークとエレンの関係

エレンとジークは異母兄弟、というのが確定しましたね!
最低でも七歳差の兄弟か。

今まではグリシャが特殊な血筋でエレンがそれを受け継いでいるのかと思っていましたが、グリシャは虐げられるエルディア人とはいえ平凡な生まれであり、母・カルラも特殊である表現はなかったので、エレンの血筋に何らかの秘密がある可能性は薄くなりましたね。

むしろ母がフリッツ家であるジークの方になにかある可能性が浮上。

まとめ

今回は本当は情報量が多すぎて、何度も読み返して自分の中でまとめる必要がありました。
特に歴史!何が正しくでどこまで本当なのか。

エルディアが正しいのか、マーレが正しいのか。
島に逃げたフリッツ王はどうして力を持ちながらも戦うことを放棄し、一部の人々だけを連れて壁にこもったのか。

手記を読んだエレンたちがどう判断するのか、次回が気になります!

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