【感想】進撃の巨人 第87話~楽園と巨人たち、絶体絶命のグリシャ、そして・・・クルーガーァァァ!!(歓喜)

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前回の86話では、グリシャの過去(マーレ人に迫害されているエルディア人の生まれ)であり、マーレ人に妹を殺され復讐を誓ったこと。フリッツ王の末裔である妻ダイナとの間に生まれた息子ジークにエルディア復権の希望を託したが、息子本人によってマーレ政府に密告される・・・というところでしたね。

以下、ネタバレ感想です。

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第87話「境界線」、あらすじとネタバレ

前回から引き続き、グリシャの回想から。
息子ジークにエルディア人としての誇り、希望を教え込むグリシャとダイナ。お前はエルディアを導く王となるべくして生まれてきたんだ。エルディアの屈辱を晴らすんだ・・・と。

グリシャ手記「私は知っていたはずだ。親が子を自らの思想に染め上げる罪深さを」

過去、妹が死んだ際の父との会話を思い起こす。
『王家の血を引く子』『エルディア復権の希望』でもなく、ジーク本人と向き合ったことが1度でもあっただろうか、と手記内で自問自答する。

shingeki87-01

結果、ジークは両親を見限って祖父母(グリシャの両親)と自身の安全を選び、マーレ政府に両親を差し出す。

楽園送り

治安当局から拷問を受けるグリシャ。
密偵フクロウのことを執拗に問い詰められますが、彼もフクロウの正体を知らないため情報の吐きようがない。

船でバラディ島へ連れて行かれるエルディア復権派。
高い壁の上で跪かされる。
処刑のため間隔を開けて並べられ、復権派一人に対し局員一人が背後に付くような状態
グリシャに付く男は淡々と、彼にこれから行われる処刑(知性のない巨人にされる)について説明。

グリシャ「俺は・・・あんたと会ったことが…ある。子供の頃に・・・」

「・・・・・・覚えていたか…」と男ことクルーガー。
あの日のことを忘れるものか、とグリシャ。
(クルーガーとは、前回の87話でグリシャを処罰し、その後飛行船を見て行くようにと引き止めた方の局員ですね)

いよいよ処刑が始まる。
その指揮を執っている男を見て、かつて妹フェイを殺したあの治安当局員(グロス曹長、と周囲から呼ばれる描写あり)であることに気付くグリシャ。

局員たちが次々と手にした注射を復権派に打ち込み、壁の下に突き落としていく(下は砂丘なので即死はしにくい)
…そして、否応なく巨人となっていく、かつてエルディア復権派だった人々。

叫ぶグリシャ。
そいつもさっさと巨人にしろ、とグロス曹長がクルーガーに言うが、こいつにまだ尋問したいことがある、先に進めてくれ、とクルーガー。

別れ

次に連れてこられたのはダイナだった。
愕然とするグリシャ。
彼はダイナだけは少なくとも殺されることはないと思っていたようだ。

グリシャ「マーレにとっても彼女は重要なはずだ!!彼女は王家の血を、」

ここでグリシャの叫びを遮るように、彼を組み伏せ口を塞ぐクルーガー。
クルーガーの部下にダイナが王家の血を引くことを言ったのに…と、ここでクルーガーが情報をもみ消したのか、と推測する。

ダイナ「グリシャ…私は…」「どんな姿になっても…あなたを探し出すから」

注射を打たれ、突き落とされるダイナ。
そして――。

地下牢の3人

エレン「あぁあああああ!!!」

場面が変わり、現在の地下牢。
牢に入れられていたエレンが叫びながら飛び起きる。
同じく寝ていた隣の牢にいるミカサ、見張りのアルミンも叫びによって飛び起きる。

記憶が混乱するエレン。
アルミンによると、エレンとミカサは兵規違反でお勤め中とのこと。

グリシャの記憶と繋がったことで、エレンは気付く。

エレン「あの巨人・・・・・・おまえだったんだな」「ダイナ…」

かつてエレンの母を、そしてハンネスを食い殺した巨人の姿はグリシャの先妻・ダイナの巨人と同じであることに・・・・・・。

境界の上で

妻を巨人にされ、打ちひしがれるグリシャ。
しかし、ここでグロスに「15年前、8歳の妹を犬に食わせたのはお前だろ!!」と叫び追求する。
舌打ちするグロスは、クルーガーとグリシャ、残る復権派1人を残して部下を全員船に戻らせる。
意図がわからない新入りに対し「曹長の趣味の時間だ」と教える局員、ぞろぞろと壁を降りていく。

グロスはグリシャを巨人化させずに突き落とし、巨人化させた残る1人のエルディア復権派に食い殺させることにした、と告げる。
あんたはなんでこんなことをするんだ、と問うグリシャに対し、面白いからだろ?人が化物に食われるのが、と答えるグロス。

生の実感、死への心構えについての持論を説きながら淡々と残る1人に注射し、突き落とすグロス。
妹は飛行船が見たかっただけなんだ、あれに乗って遠くへ行く夢を見たかったんだ、とつぶやくグリシャ。
それを背後から見つめるクルーガー。

グロス曹長「エルディア人だけが巨人の脊髄液を体内に吸収しただけで巨人になる。これが俺たちと同じ人間だとでも?こんな生き物はエルディア帝国のユミルの民以外に存在しない。エルディア人をこの世から1匹残らず駆除する、これは全人類の願いなんだよ」

いよいよグリシャを突き落とそうとするグロス。
抵抗するグリシャだが叶わずいよいよ落ちる、というその時。

shingeki87-02

落ちたグロスを間近で覗き込む巨人。
そして壁の上のグリシャとクルーガーの元に、食い殺される彼の叫びが響き渡る。

呆然とするグリシャに「どうだ?これが面白いと思うか?」とやはり淡々と問うクルーガー、そして告げる。

クルーガー「俺がフクロウだ」

グロスの断末魔は下に降りていた局員たちにも届き、動揺する局員たち。

クルーガーがナイフで自分の手を傷つけ、巨人化。
なんと乗ってきた船をへし折って破壊する。
それを壁の上から呆然と見つめるグリシャ。

感想と考察

前回よりは情報が少ない・・・・・・のですが、それでもなお濃い!
今回も色々な真実が明かされましたね!

船を失った局員たちはこれからどうなるのか・・・・・・クルーガー巨人体に殺されるのか、あるいは船の中にしか物資がなかったならほっといても進退窮まって干上がりますね。
マーレからバラディ島までの距離にもよりますが、迎えなんてそうそう来ないでしょうし。

あと個人的には前回の感想で予想していたことが当たってちょっとはしゃぎました。

内通者フクロウの正体って、ひょっとしてクルーガーでしょうか?
制裁を与えつつもグリシャを気遣ったように見える、意味ありげなキャラなので十分ありえそう!(86話の感想より)

クルーガーの立場

クルーガーが密偵フクロウであり、知性巨人であることが明かされました。
これによりクルーガーもまたエルディア人(ユミルの民)であることが確定します(今回グロスが言っていた言葉が真実なら、巨人になるのはエルディア人だけのため)。

このことから彼の立場として考えられるのは、

1.マーレ人に対し自分はマーレ人だ、と偽っていたエルディア人
2.マーレ人もエルディア人だと知っていた(名誉マーレ人?)
3.マーレの敵対国に所属(他国からの密偵など)し、マーレ人として潜入していたエルディア人

・・・・・・この3パターンかな?
2はないような・・・マーレ人が(たとえ名誉マーレ人だろうと)エルディア人を重要ポジションにつけたり仕事させたりするとは思いにくいので。

でもマーレが持つ7つの巨人のうちの一つ、とかだったなら2の可能性もあるか?

そういえば前回、「なんで危険な任務とは言え、わざわざ差別民族であるエルディア人に所持している巨人の力を託すんだ?」と疑問だったのですが、そもそも巨人化できるのがエルディア人だけだったんですね!納得!

グリシャを助けた理由

より正確には「グリシャだけを」助けた理由なんですけど。

エルディア復権派、助けようと思えば全員助けられましたよねこれ。
次回あたりでグリシャが追求すると思うのですが…仲間を救えたにも関わらず自分だけ助けたのはなぜか、王家の血を引く妻まで殺したのはなぜか、とか。

1.全員見捨てる気だったが、(主にグロスの言動とかに)耐えかねてつい助けた。
2.最初からグリシャだけ助ける気だった
→全員助けても先がない、あるいは人数が多いのは不都合だったとか
→あえてグリシャを選んだ(少年時代のことや復権派指導者としての才覚などから)

クルーガーはかなり切れ者の印象なので1の線は薄い気がします。
2だとしても、グリシャになにをさせる気なのか。
ただ、100%打算のみとも思いにくいのは、彼が前回や今回で時折グリシャを気遣っているような描写があるからなんですよね。
少なくとも、飛行船見学の件は善意だと思いたい。

・・・・・・フェイを見殺しにするための時間稼ぎとかじゃないですよね?(恐々)

クルーガーとグリシャの今後

御存知の通りグリシャはこの後、一人で壁までたどり着きキースと出会い壁内で素性を隠して生活するようになるのですが・・・・・・問題はどうやって単独で巨人のいる土地を渡りきったのか?というところですね。

どうやっても巨人の力が必要不可欠だと思うのですが、ひょっとしてグリシャはハンネスに会った時点で知性巨人の力を得ていた?

クルーガーの巨人の力がグリシャに渡ったということでしょうか?
その場合はクルーガーの同意の上でやった可能性が高そう。
巨人化注射は局員たちが持っているとして、それをグリシャが打っても無知性巨人になるだけだし、どう見ても手練のクルーガーに対して、グリシャがたとえ不意を打ったとしてもどうにかできるとは思えませんし。

あるいは何らかの手段を渡してグリシャだけ壁までたどり着かせ、クルーガーは何食わぬ顔してマーレまで一人戻るとか?
フクロウという密偵の存在がマーレ政府にバレた今、クルーガーまでたどり着かれるのも時間の問題だと思うのですが(戻るのがマーレ以外ならいいんですけど)。

エレンの背負ったもの

エレンの精神状態が…凄く…心配です…。

何がキツイって、母(実は後妻だった)を殺したのが父の先妻だったとか…しかもその先妻はすでに死んで(おそらくエレンの能力により)しまったとか・・・・・・重い

これを知っているのはエレンだけなんですよね…グリシャはエレン母の死の状況は伝え聞いただけなので知らないままだったはず…。

これからリヴァイたちと情報共有されるんでしょうけど…どうなってしまうのか。
いや、先妻後妻のくだりは彼らからしたらどうでもいいことなんでしょうけど。

まとめ

息子に売られる両親、巨人化される人々…色々悲惨なシーンがありました。

それらを押しのけて、ただただ、クルーガーがカッコ良かった!!
彼が全部もってった回でした!

前回と今回で、まったく表情の変化のない彼ですが(笑)

次回が待ち遠しいです!

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